Department of Histology and Cell Biology
Nagasaki University Graduate School of Biomedical Sciences

Inclusion, Motivation, and Ambition
私たちは、多様性と国際性を大切にし、自ら興味を持って高みを目指す動機付けをする教育を目指します
医学部生への授業
当教室は主に組織学、発生学の授業を担当しています。発生学は、人体の組織がどのように形成され、今の私たちの姿になったのかに迫る授業です。発生学に関わる問題は国家試験にも出題されます。正常な発生を知り、そのうえで発生の異常による疾患に触れる大切な授業となっています。
組織学では顕微鏡でみた人体の構造を学びます。ミクロの人体は、ち密な小宇宙ともいえる世界が広がっています。ぜひ一緒に学びましょう。私たちは2023年よりデジタルスライドでの実習を開始しました。この方法は、同じ画面を学生と教官が閲覧し、指導することができます。また、自分のデバイスに保存して復習できます。95%以上の学生が従来の顕微鏡での実習より、デジタルスライドを好むと回答しています。顕微鏡像の復習動画をLACSにアップしていますので、ぜひ活用してください。
大学院生への指導
当教室では「基礎と臨床の架け橋になる」をモットーとし、医師の大学院生の方が一枚の組織スライドから患者さんに貢献できるような研究を行っています。また、臨床の大学院所属の皆さんが、診療における疑問を解決できるような研究を基礎の観点からサポートします。また災害・被ばく医療科の修士学生も受け入れています。現在の主な研究テーマは癌や炎症などの消化器疾患の研究です。例えば、大腸癌の線維化解析による予後リスクの同定・潰瘍性大腸炎や肝炎の遺伝子損傷応答解析・食道アカラシアのAI診断などを行っています。
私たちは集合知能でここまで進化してきました。教室の発展には、多様な視点が欠かせません。私たちは国際化を重要視し、さまざまな背景の大学院生を受け入れることを目標としています。
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